見出し語の表記の凡例
1.+ 直前,直後に来るカテゴリーを示す語との接続を示す。
例)〔時間〕+に 七時におきます。
2.~ 離れたところに要素が付く
例)は~が 私はこの本が読みたいです。
3.( ) その表現が付く時も付かない時もある。
例)より(も) 東京は大阪より大きいです。/東京は大阪よりも大きいです。
4.< > 見出し語そのものの文法的意味を表す。
例)N+で<手段・方法> はしでごはんを食べます。/バスで学校へ行きます。
5.〔 〕 その性質を持つ要素が,見出し語に付く
5.1 見出し語が全体でひとまとまりとして扱われる場合,〔 〕に直接付ける
例)〔数量詞〕から 会社説明会には,1000人からの学生が詰めかけた。→「1000人から」がひとまとまり。
5.2 見出し語に付く要素の性質を表す場合,「〔 〕+語」とする
例)〔時間〕+に 七時におきます。
6.V:動詞,N:名詞,イA:イ形容詞,ナA:ナ形容詞,VN:漢語サ変動詞
7.〔否定〕と〔否定表現〕の違いについて
例1)あまり~〔否定〕私のへやはあまりきれいではありません。 〔否定〕は用言の活用として,否定形がくる
例2)さっぱり~〔否定表現〕 あの人は無責任すぎて,委員長としてはさっぱりだめだ。〔否定表現〕は否定的な意味を持つ語・表現が来る
8.動詞活用について V
マス
は,動詞の連用形語幹であることを示す。意向形と区別するため。
例)V
マス
ようがない 行きようがない